商品先物取引は、価格変動リスクに常にさらされています。価格の変動は需給環境、気象の変化、為替、経済、社会情勢等と複雑に絡み合っているため、相場の予測は非常に難しくなります。従って、資産運用の場として先物市場を利用する場合は、市場動向の分析や、過去の値動きチャートやデータをよく分析して価格動向の予測を行うとともに、リスクに対する管理方法も考える必要があります。
金、大豆、とうもろこし、粗糖などのオプション市場が存在する商品に限られますが、先物市場とオプション市場を組み合わせることにより、リスクを軽減することが可能になります。

建玉を一部ずつ仕切決済(手仕舞い)して、取引数量を減少させながらリスクを軽減する方法です。当然リターンも縮小してしまいますが、相場が予測通りとなった場合なら、相場が当たった時に一部利食い、さらに当たったらまた利食うということを繰り返すことにより、当初の建玉リスクがそれに応じて減っていき、結果として、利益の確保とリスクの軽減ということになります。
相場が外れた場合も損切り(損を覚悟の仕切決済)と併用しながら建玉を縮小することで、さらなるリスクを軽減させる方法もあります。
